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野球についてゆるゆると綴っています

プロ野球や高校野球、他スポーツ、管理人の日々など雑多に色々綴っています。

YYスタジアム関連の記事を求めてきている人はもうあまりいないかもしれませんが、アーカイブとして記事はそのまま残させていただいています。


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2012年7月:カテゴリ野球雑記の高校野球関連の記事を抜粋し、カテゴリ高校野球雑記を増設

2012年8月:ブログ名を「野球戯言日記」に変更


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2010年のプロ野球ドラフト会議の結果(パ・リーグ編)

2010年のプロ野球ドラフト会議の結果。

セ・リーグ編に続き、今回はパ・リーグ6球団の結果となります。


まずは激戦を経てパ・リーグのシーズン1位となったソフトバンクホークス。

パCSファイナルでミラクルロッテに敗れて日本シリーズ出場を逃したとはいえ、投打のバランスはパ・リーグでも随一です。

その鷹が1位指名したのは山下斐紹(習志野高/捕手・17歳・右投/左打・178cm/80kg)。

遠投120mの強肩で二塁送球タイムは最速で1秒79を記録し、正確な送球を見せる。

フットワークは機敏でフィールディングも良いです。

高校通算35本塁打の長打力に加えて、50m5秒9という俊足の持ち主でもある。

走功守と3拍子揃った超高校級捕手です。

スローイングに関しては既にプロレベルに達しており文句の付け所がなし。

プロの球に慣れることが出来れば、守備面に関しては問題ないと思われます。

リード面に関してはプロに入ってからレベルアップすれば良いと思います。

新人王を獲りたい、メジャー挑戦、捕手初の盗塁王を狙う等、ポンポンとビッグマウスが飛び出すところは自信の表れなのでしょう。

現在は阪神に在籍している城島となんとなくイメージがかぶりますね。

その城島が抜けて以来、捕手固定がなかなか出来ていないホークス。

今年も正捕手として期待した田上が不振に陥るなど、結局もとの木阿弥となってしまいました。

捕手は野手の中でも特に大成しづらい特殊なポジションですが、逸材であるのは間違いないので頑張っていただきたいです。

正捕手としてソフトバンクドームに立つ雄姿が見られる日を楽しみにしたいです。

2位指名は柳田悠岐(広島経済大学/外野手・22歳・右投/左打・187cm/90kg)。

遠投125m、50m5秒94など高い身体能力を備えたアスリート系大型外野手。

肩が非常に強く、外野からの送球はレーザービームといっても過言ではないです。

素材を考えるとトリプルスリーを達成しても不思議ではない選手ですね。

西武・ダイエーで活躍した秋山幸二(現ソフトバンクホークス監督)、現役だと糸井嘉男(日本ハム)などと印象が重なります。

打撃は変化球や緩急への対応力などまだまだ難点も多い。

二軍でもいいからバンバン試合に出て、まずはプロの球に慣れつつ、打撃技術向上を図るべきだと思います。

まだまだ伸びしろもある選手なので、2、3年後が楽しみな選手です。

3位指名は南貴樹(浦和学院高/投手・18歳・右投/右打・196cm/87kg)。

米国人の父親を持つハーフで196cmと規格外のサイズを誇る本格派右腕。

松坂大輔(レッドソックス)が甲子園で優勝する姿にあこがれ、野球を始めたとのこと。

高校3年春の時に浦和学院高のエースとして関東大会優勝に貢献するが、夏の甲子園出場経験はなし。

MAX146キロのストレートをその長身からズドンと投げ下ろします。

伸びているというより、いかにも重そうな球ですね。

下半身をもっと鍛えて、リリースやフォームを改善すれば150キロ超の真っ直ぐを投げられると思います。

高い潜在能力を感じさせるまさにダイヤの原石ですが、心技体と全ての面で鍛える必要があり、その才能が開花するにはしばらくかかりそう。

素材はピカイチな投手なので、数年後に期待したい投手ですね。

4位指名は星野大地(岡山東商高/投手・17歳・右投/右打・180cm/85kg)。

鋭い腕の振りからMAX148キロのストレートを繰り出す高校生屈指の速球派。

高校2年から投手に転向したと言う割に、思ったよりまとまったフォームで投げていますね。

馬力もありそうなので中継ぎ・抑えとして起用すれば面白そう。

5位指名は坂田将人(祐誠高/投手・左投/左打・173cm/62kg)。

173cm・62kgと恵まれた体格とは言えないですが、バランスの良い綺麗なフォームで腕を大きく振るため小ささをそれほど感じない。

最速137キロとスピードは速くないがキレがあり、縦に大きく割れるカーブとのコンビネーションは素晴らしいの一言。

カーブを投げる時もフォームが変わらないので、タイミングを取るのが難しそう。

コントロールするのが難しいカーブでポンポンストライクを取れるのは強みですね。

全体的な制球力も悪くないので、身体作りをしっかりすれば活躍の場が見出せるかも。

育成1は安田圭佑(四国・九州IL高知/外野手・23歳・左投/左打・174cm/74kg)。

2010年に四国・九州アイランドリーグの高知ファイティングドッグスに入団。

68試合出場で打率.308、盗塁46で盗塁王を獲得したリードオフマン。

育成2は中原大樹(鹿児島城西高/内野手・右投/右打・183cm/98kg)。

通算35本塁打を残した鹿児島県屈指のスラッガー。

期待された最終年は1月に走りこみの最中、右足首を骨折して全治6ヶ月の怪我を負う。

怪我がなければ本塁打数ももっと伸びたでしょう。

育成3は伊藤大智郎(誉高/投手・右投/右打・175cm/70kg)。

スリークォーターから最速143キロのキレのあるストレートを投げ込む。

育成4は千賀滉大(蒲郡高/投手・右投/左打・183cm/75kg)。

最速140キロのキレの良いストレート投げる本格派右腕。

フォームやリリースにまだまとまりがなく、制球面でもう少し力をつける必要がありそう。

育成5は牧原大成(城北高/内野手・18歳・右投/左打・172cm/62kg)。

走攻守三拍子揃った二塁手でリードオフマンとして活躍。

育成6は甲斐拓也(楊志館高/捕手・17歳・右投/右打・170cm/77kg)。

二塁送球タイム1.77は、今年の高校生ドラフト候補の中ではトップ。

小柄ながら高校通算30本塁打を記録。


ソフトバンクホークスは育成を含めて11名を指名。

やっぱり注目は1位の高校生NO.1捕手と言われる山下でしょうか。

正捕手として大成して投手陣をリードする姿をホークスファンは早く見たいと願っていると思います。

山下も含めて全体的に高校生が多く、将来性を買った指名になったような印象。

投手は5人全員が高校生。

様々なタイプが揃っていて今後の成長が楽しみです。


ホークスに土壇場で連敗して逆転優勝を許してしまった西武ライオンズ。

2位で迎えたCSもロッテの前に敗退し、屈辱のシーズン終了となりました。

そんな悲嘆の中で迎えたドラフト。

1位指名は今ドラフト最多の6チーム指名重複となった大石達也(早大/投手・右投/左打・182cm/76kg)。

アマチュアNO.1投手との呼び名も高い豪腕を6球団競合の末、渡辺監督が引き当てました。

前年の菊池雄星に続き、2年連続でくじ引き抽選で選手獲得となりました。

最速155キロのストレートは火の玉ストレートの藤川球児クラスと言われるほど伸びがあり、早大ではクローザーとして大活躍。

変化球と制球に課題がありますが、即活躍できる実力は持っていますね。

気がかりは左脇腹、背筋痛など故障が多いということ。

西武は救援陣に難点を抱えているので大学時代と同じくクローザーとして起用するかと思いきや、渡辺監督は先発起用を検討しているとのコメントを残したようです。

どちらで起用するのかも注目したいですね。

2位指名は牧田和久(日本通運/投手・26歳・右投/右打・178cm/78kg)。

スライダー、シンカー、シュート、カーブなど多彩な変化球を織り交ぜテンポの良い投球を見せるサブマリン投手。

アンダースロー独特の伸びのある直球は球速ガンに出る数字以上の威力を感じる。

阿南徹(オリックス/投手)が抜けた今年はエースとして活躍。

春のスポニチ大会の明治安田生命戦では7回参考ながらノーヒットノーランを達成。

都市対抗では初戦の日本新薬戦で9回4安打無四球完封勝利を挙げる。

テンポが非常に良い投手なので、その良さを生かせれば先発として活躍できる道も開けそう。

3位指名は秋山翔吾(八戸大/外野手・右投/左打・187cm/78kg)。

遠投110mの強肩、50m5秒9の俊足と運動能力の高さが光る外野手。

4年生となった2010年の春季リーグ戦では4番を任せられ、勝負強い打撃で打率.486、本塁打1本、14打点を挙げてMVP、首位打者、最多打点、ベストナインの4冠に輝く。

4位指名は前川恭兵(阪南大高/投手・18歳・右投/右打・184cm/72kg)。

オーバーハンドから真っ向に振り下ろし投げ込むストレートは力強さを感じます。

変化球はスライダーのキレが非常に良く、制球力もまずまずといった印象。

プロ注目の145キロ右腕でしたが、最後の夏は右ひじを剥離骨折してしまい、1球も投げる事なく高校野球を終えました。

残念な結果になってしまいましたが、現在は怪我も治り後輩相手に打撃投手を務めているとのこと。

プロの舞台で再び輝くことが出来るのか注目したいところ。

5位指名は林崎遼(東洋大/内野手・22歳・右投/右打・174cm/80kg)。

中学時代は兵庫飾磨クラブに所属し全国制覇を達成。

東洋大姫路に進学し、1年夏から中軸を任される。

3年夏は3番ショートとして甲子園出場し、当時駒対苫小牧にいた田中将大(楽天)と対戦し、本塁打を打つなどの活躍を見せる(試合は5-4で駒対苫小牧が勝利)。

東洋大でも1年でレギュラーとなるが低迷。

3年になってから中軸を任されるようになるとようやく打ち出し、チームの中心として活躍するようになる。

アマエリートとして常に注目されてきた野手ですが、大学では様々プレッシャーもあったのかなかなか活躍できなかったようです。

素質は十分あるだけにプロに入ってから伸びるかどうか注目したいですね。

西武は現在内野陣は非常に充実しています。

そういった中で台頭するのは難しいですが、数年後の1軍定着を目指してレベルの高い先輩方の下で野球漬けの日々を送って欲しいです。

6位指名は熊代聖人(王子製紙/外野手・21歳・右投/右打・175cm/72kg)。

50m5秒9の俊足と遠投110mの強肩など運動能力が高く、野球センスの高さは高校時代から折り紙付き。

今治西高では2年時からエースとして活躍し、2年夏から3年夏にかけて3季連続で甲子園に出場。

投打の大黒柱として2年夏には16強、3年夏はベスト8進出に貢献。

高校通算49本塁打の打撃センスを買われてプロに注目されたが、プロ志望せずに日産へ。

日産へ入社してセカンドへコンバート。

1年目からレギュラーとして活躍するが、2年目に日産野球部休部したため王子製紙へ移籍。

休部を乗り越えプロ入りを果たしました。


西武は育成指名はなしで6名指名。

なんと言っても大石を獲得できたのが大きいですね。

チーム事情を考えると抑えを任せるのが良いと思うのですが、先発でバリバリいければそれはそれで良いですね。

スーパーエースになって球界を盛り上げて欲しいです。


熾烈な首位争いの末、シーズン3位で終えたロッテ。

CSでは西武・ソフトバンクを連覇して日本シリーズ進出を決めました。

そのロッテが1位指名したのは伊志嶺翔大(東海大/外野手・右投/右打・178cm/78kg)。

日本代表にも選出され、大学球界NO.1外野手との呼び声も高い選手です。

広角に強い当たりを打てる中距離ヒッターで東海大ではトップバッターを務める。

50m5秒7、遠投115mと抜群の身体能力を誇り、即1年目から活躍できそうな逸材です。

今年新人として序盤に活躍した荻野とこの伊志嶺がいれば、外野のポジション二つはしばらく安泰と言えそう。

2位指名は南昌輝(立正大/投手・右投/右打・182cm/85kg)。

ガッチリとした体格から投げ込むストレートはMAX151キロ。

威力ある直球と130キロ台の切れ味鋭いフォークが武器の右の本格派です。

県和歌山商、立正大と同じ経歴を歩み、体格も似ていたことから西口(西武)二世と称されていましたが、大学に入ってからの身体作りの成果が出たのか一回り大きくなりました。

身体つきが良くなったことでスタミナ・制球力が増しましたね。

大学3年時に明治神宮大会で佛教大の大野(中日1位指名)と投げあい、9回3安打13奪三振で完封勝利を挙げて見事投げ勝ち全国制覇に貢献。

既にプロに通じるボールを投げているので、1年目から即戦力として活躍できそう。

良い投手ですが、好調を1年通して維持できていないなど不安な面もあります。

3位指名は小林敦(七十七銀行/投手・24歳・右投/右打・178cm/80kg)。

東海大相模時代から140キロ後半のストレートとフォークで期待されていた右腕です。

東海大学時代は大きな活躍はしませんでしたが、社会人に入り1年目・2年目・3年目と順調に成長し、現在は七十七銀行のエースとして活躍。

足をゆったりと上げてから躍動感あるフォームで投げ込むストレートは威力十分。

変化球はスライダー・カットボール・カーブ・フォークと一通りの球種は持っていて、フォークは決め球としてプロでも通用しそう。

4位指名は小池翔大(青学大/捕手・右投/右打・183cm/83kg)。

軟式野球の名門、修徳中学で3年時に全国大会で優勝。

強豪常総学院に進学し1年生からレギュラーで活躍。

常総学院卒業後は青学大へ進学し、また1年からレギュラーとして活躍。

2年以降も非常に安定した守備力で信頼を勝ち取り、不動の正捕手となる。

世界大学選手権でも捕手として出場するなど、大学球界ではトップクラスの捕手です。

5位指名は江村直也(大阪桐蔭高/捕手・右投/右打・175cm/79kg)。

肩の強さ、送球の速さはアマ球界NO.1クラスとスカウトに評された捕手。

大阪桐蔭では1年秋からベンチ入りし、2年秋は5番正捕手として近畿大会準優勝に貢献して選抜出場に導く。

順調に育てばプロでも屈指の強肩捕手として活躍できそう。

6位指名は藤谷周平(南カリフォルニア大/投手・23歳・右投/右打・190cm/77kg)。

今ドラフトにおけるロッテの隠し玉的指名といえる投手。

中学からアメリカに移り住んだため、日本の高校、大学とは一切無縁で過ごし、現在は南カリフォルニア大に所属する日本では無名の右腕。

2009年6月の米大リーグのドラフトでパドレスから18巡目(全体534位)で指名されながら、入団しなかったという経歴の持ち主。

最速96マイル(約154キロ)のストレートとフォークを長身から投げ込み、大学では主にクローザーとして活躍。

見たことがないのでなんとも言えないですが、この長身からこれだけの速球を投げられると、打者はかなり苦労しそうですね。

育成1は黒沢翔太(城西国際大/投手・右投/右打・181cm/80kg)。

MAX144キロで制球力があり、変化球はスライダー、カーブ、チェンジアップ、フォークと多彩。

育成2は山口祥吾(立花学園高/投手・左投/左打・177cm/72kg)。

神奈川県では注目された左腕投手で2年生からエースとして活躍。

育成3は石田淳也(NOMOベースボールクラブ/投手・26歳・右投/右打・179cm/82kg)。

MAX145キロの速球に加え、キレ味鋭いカーブを投げる。


ロッテは育成を加えると計9名を指名。

斎藤佑樹は残念ながらはずしてしまいましたが、全体的にバランスの良い選手を獲得できたような気がします。

俊足の伊志嶺が加入し、荻野とスピードスターコンビを組めば他球団にとっては脅威となりそう。

正捕手・里崎智也の後継者育成も懸念材料の一つですが、4位小池・5位江村と大学・高校から一人ずつ好素材を獲得。

投手は未知数な選手もいますが、2位南昌輝・3位小林敦などは即戦力で頑張ってくれそう。


シーズン前半不振に陥ったが、後半調子を上げて上位戦線に名乗り出るも、最後はロッテに競り負けてBクラスに転落した北海道日本ハムファイターズ。

1位指名は4チーム重複となった斎藤佑樹(早大/投手・22歳・右投/右打・176cm/74kg)。

2006年夏の甲子園の優勝投手。

ハンカチ王子として一世を風靡した甲子園のスーパースターがついにプロへの一歩を踏み出しました。

大舞台での勝負強さは特筆すべきもので、人気・知名度では今ドラフトではNO.1。

甲子園のスターは早大進学後もエースとして活躍し、早稲田大学野球部第100代主将、4年連続の全日本選出(史上初)など、大学球界を常にリードする存在であり続け、東京六大学では史上6人目の30勝・300奪三振を記録。

最速150キロのストレートを内外角へピンポイントで投げ込む。

変化球はスライダー、フォーク、カットボール、ツーシーム、チェンジアップ、カーブなどを操り、いずれもキレは抜群で、この多彩な変化球を駆使して打者と駆け引きし、ここ一番はストレートで勝負し抑える。

コーナーを突く制球力が非常に素晴らしく、高低の投げ分けもきっちり出来ています。

抜群のスタミナを誇り、ストレートは常時140キロ台中盤を記録。

試合を作るという能力では同世代では間違いなくトップクラスですね。

大学4年間で故障や病気で離脱したことはなく、爽やかそうな見た目とは裏腹にタフネスさも持っています。

注目される中頑張ってきた精神力も素晴らしく、全ての面でバランスが取れた好投手です。

BIG3の大石・澤村らが同世代最強投手と言われていますが、安定感ではピカイチだと思います。

圧倒的な力でねじ伏せ9回完封などの華々しいピッチングではなく、常に7回を投げて2、3失点で抑えてゲームメイクしてくれそう。

日本ハムは守備力が全体的に高いので(今年は不思議とエラーが目立ちましたが)、斉藤のようなタイプはかなり助かると思います。

打線の援護次第(日本ハムはこれが一番問題かも)ですが、ローテーション入りできれば1年目から二桁勝利する可能性もあります。

超注目のスター選手なので、日本球界を代表するような投手になってくれることを一野球ファンとして願いたいです。

2位指名は西川遥輝(智弁和歌山高/外野手・18歳・右投/左打・180cm/70kg)。

細身で故障に悩まれされ続けながらも1年から活躍し続けた抜群のセンスの持ち主。

3年の春は後に春夏連覇を果たした興南高に敗れ、夏は成田・中川の前に初戦敗退と不完全燃焼で終わるが、走攻守全ての面で大器の片鱗を感じさせ、実力は高校球界でトップクラス。

50m5秒8で一塁到達タイムは4秒を切るという俊足を誇り、外野だけでなく内野も守れるユーティリティープレイヤー。

とにかくセンスの塊のような選手であり、プロ向きの肉体的な強さを作ることが出来ればレギュラー入りする可能性は大だと思います。

日本ハムの外野陣は糸井・森本・陽など俊足強肩が揃っていますが、そこに西川が食い込むことが出来れば層の厚みが増し、チーム力アップにつながるでしょう。

足も速く、外野だけでなく内野でも活躍できそうなので、出場機会の幅は広そう。

3位指名は乾真大(東洋大/投手・21歳・左投/左打・175cm/74kg)。

東洋大2年の春季リーグでは4勝を挙げてリーグ制覇に貢献し、42回1/3を投げて被安打24、34奪三振、防御率1.28の成績で最優秀投手、ベストナインに輝く。

縦に落ちるカーブとスライダーが武器。

ストレートはそれほど速くないですが、全体的にまとまった投手。

1年目から左の中継ぎの一人として活躍できそうな感じがします。

4位指名は榎下陽大(九産大/投手・22歳・右投/右打・178cm/75kg)。

鹿児島工業高校時代に甲子園に出場し、ベスト4進出に貢献して注目された投手。

九州産業大学進学後もエースとして活躍し、リーグ通算30勝を挙げる。

3年時の日米大学野球の代表合宿で150キロをマーク。

常時140キロ台のストレートとスライダーとフォーク、スローカーブが武器。

ストレートは伸び・威力ともに素晴らしく、十分プロに通用するレベル。

スライダーやフォークも鋭く落ちているので、かなり使えそう。

スローカーブを上手く使って緩急を見せられれば、先発でもバリバリいけそうです。

独特なフォームから思いきり投げ込む姿は見ていて惚れ惚れしますが、あのフォームはかなり負担が大きそうな気がします。

プロに入れば大学よりも投げる回数も増えるので、怪我をしないように気をつけて欲しいですね。

5位指名は谷口雄也(愛工大名電高/外野手・18歳・右投/左打・181cm/83kg)。

やわらかいリストで広角に長打を放つ中距離ヒッター。

高校通算44本塁打とパンチ力も併せ持つ外野手です。

大型選手ですが50m5秒7と俊足で1番を打つこともあります。

投手も任せられるほどなので肩の強さもまずまず。

6位指名は齊藤勝(セガサミー/投手・22歳・左投/左打・187cm/81kg)。

長身から繰り出す多彩な変化球が武器の左腕投手。

高校2年時に夏の甲子園で2試合連続完封勝利を挙げ注目を浴びる。


日本ハムは育成枠はなしで計6名指名。

4球団の重複の末、斎藤佑樹の指名権を獲得。

スター性は抜群で実力も折り紙付き。

先にプロで活躍している同世代の田中将大(楽天)や前田健太(広島)などと投げ合う日が楽しみですね。

4位の榎下は勢いのある球を投げるので、変化球を磨けば抑えとしても大成しそう。

投手は右の先発候補、左のリリーフなどバランス良く補強できた印象。

野手の高校生二人は将来性を買っての指名のようです。


今年もBクラスに甘んじたオリックス・バファローズ。

1位指名は後藤駿太(前橋商高/外野手・右投/左打・180cm/75kg)。

上州のイチローと称される走攻守三拍子そろった好打者。

遠投120m、50m6秒0と高い身体能力が魅力のアスリートタイプの外野手として注目を集めた選手です。

守備に関しては即1軍で使えるレベルに達していると思います。

投手として146キロを投げたこともあり、その鬼肩でスタジアムを沸かしてくれると思います。

打撃はミートセンスもあり広角にヒットを打ち分けていますが、まだまだレベルアップが必要。

綺麗に思いきり振れているので伸びしろはありそう。

本家イチローのように200本安打を打てるような選手に成長してくれると良いですね。

2位指名は三ツ俣大樹(修徳高/内野手・18歳・右投/右打・177cm/83kg)。

投げては最速146キロを記録し、打っても4番として長打力を見せる強肩強打の内野手。

高校生NO.1の内野手との評価(広島・苑田スカウト部長)もあり、高いポテンシャルを秘めた選手です。

甲子園に出場していないため全国区の選手ではないが、複数の球団スカウトが注目する好素材。

投手としての可能性も秘めていますが、内野手として指名していて、本人も野手で勝負したいと話しているとのこと。

目標にするのはプレースタイルや体格が似ているという井口資仁(ロッテ)。

ここ一番で長打を打てる右の強打者になれるか、プロ入り後の成長が期待される選手ですね。

3位指名は宮崎祐樹(セガサミー/外野手・23歳・右投/右打・177cm/82kg)。

長崎日大から亜細亜大に進学して、当時は捕手としてプレー。

セガサミーにも捕手として入団するが、出場機会を求めて外野手へコンバート。

社会人1年目からコンスタントに活躍し、入社2年目の今年は静岡大会で打率.421を残し優勝に貢献、京都大会では打率5割をマークし首位打者を獲得。

背筋力が300キロ近くありガッシリとした体格ですが、50m6秒0とスピードも兼ね備えています。

遠投100mと強肩でもあり、走攻守揃った中距離ヒッターです。

セガサミーの監督を務める佐々木誠監督(元ダイエー)によると、「あだ名はゴリ。ゴリラみたいな顔です。オンオフの切り替えができ、周りを笑わせる。入団会見では一発芸、大丈夫でしょう」「声の力がいい。ベンチのムードを変えることができる」とのこと。

宴会副部長の肩書があるほどで、ムードメーカーとしても期待できそうな選手です。

大学時代度重なる故障に泣きレギュラーとして活躍できなかったようですが、社会人になって外野転向から2年でプロに声がかかるようになるまでに成長。

努力が実って開かれたプロへの道ですが、これからも頑張って早くファンの前でプレイを見せて欲しいですね。

4位指名は塚原頌平(つくば秀英高/投手・18歳・右投/左打・184cm/79kg)。

MAX148キロを誇る茨城県屈指の本格派右腕。

140キロ台のストレートと130キロ台のフォークを武器に、2年秋以降の公式戦全6試合で58回2/3を投げて60奪三振を記録。

3年生になった6月には選抜準優勝の日大三との練習試合に好投。

ドラフト候補右腕とスカウトに評価されるが、最後の夏は初戦で古豪・土浦日大と対戦し、2回2/3で8安打6失点と打ち込まれ、わずか54球で最後の夏は終わってしまいました。

初戦敗退で一時はプロを諦めたかけたらしいですが、指名があって本当に良かったですね。

個人的には見たことがないのでなんとも言えないですが、各種数字を見る限りはポテンシャルを感じますね。

キレや制球力がどの程度なのか気になります。

5位指名は深江真登(関西独立・明石/外野手・23歳・右投/左打・176cm/75kg)。

松商学園時代の3年夏にエースとして甲子園に出場(沖縄尚学戦で先発し、3回途中3失点で降板で初戦敗退)。

同校を卒業後、龍谷大に進んだが右ヒジを痛め公式戦での登板は無し。

野球への情熱は冷めず、トライアウトを経て明石レッドソルジャーズに入団。

投手ではなく野手として入団し、1年目からライトのレギュラーに定着し、今季は関西独立リーグで打率・335(2位)、出塁率.408、25盗塁、長打率.406などチームの中心選手の一人として好記録を残しました。

巨人育成3位で指名された福泉敬大とともに、同リーグ初の指名選手となりました。

関西独立リーグの活性化・発展のためにも、深江の頑張りに期待したいです。


オリックス・バファローズは育成枠なしで5人指名。

1位ははずれ・はずれ・はずれ1位の後藤駿太。

稀に見るはずれっぷりですが、これが良かったとファンが思えるような活躍を後藤駿太には期待したい。

全体的に即戦力というより将来性重視と思える指名ですね。

先が読めない選手が多いので、選手育成が非常に大事になりそう。


昨年2位から今年は失速して再びかつての低位置である最下位へと転落してしまった東北楽天ゴールデンイーグルス。

闘将星野を迎えて来シーズンの雪辱を期すため、まずはこのドラフトで補強をきっちりしておきたいところ。

投手陣の駒不足というチーム事情の中、1位指名されたのは塩見貴洋(八戸大/投手・左投/左打・181cm/80kg)。

甲子園出場経験はなかったが愛媛・帝京五高時代からスカウトに注目されていた四国屈指の左腕。

八戸大に進学するが、1・2年と故障に悩まされてあまり登板できず。

怪我に泣いた下級生時代から一転、3年春のリーグ戦では3勝無敗、リーグ2位の防御率0.51の好成績を残す。

快進撃は4年になっても続き、4年春は5勝無敗、自責0、39イニングで45奪三振と最高の成績で優勝に貢献し、MVP・ベストナインを獲得。

大学選手権でもその実力をいかんなく発揮し、初戦の佛教大戦では大野雄大(中日1位指名)とのプロ注目左腕対決が実現したが、5安打完封で見事投げ勝つ。

3位指名の阿部俊人が所属する東北福祉大がこの塩見にノーヒットノーランをやられたのは記憶に新しいところ(2010年10月24日、明治神宮野球大会 東北地区代表決定戦にて 東北福祉大0─2八戸大)。

最速147キロのストレートはキレ・威力がありますね。

変化球はカーブ、スライダー、チェンジアップ、あとはカットボールも投げるようです。

制球力が良く低めに丁寧に集めることが出来ているという印象を受けます。

投球のテンポも良いのでゲームメイク能力も高そうです。

バランスが非常に良いので1年目から即ローテーションとして活躍できそう。

今年はBIG3に話題が集中していますが、左腕としてはかなりの逸材だと思います。

2位指名は美馬学(東京ガス/投手・24歳・右投/左打・168cm/68kg)。

所属する東京ガスでは主にクローザーとして活躍。

小柄ですが全身をフルに使ったフォームからMAX153キロの快速球を投げ込みます。

140キロ台後半のストレートを連発しつつ、130キロ台の高速スライダーなどで三振を奪います。

ルーキーイヤーからセットアッパーとして活躍できるだけの実力を有していますね。

3位指名は阿部俊人(東北福祉大/内野手・21歳・右投/左打・180cm/73kg)。

花咲徳栄高時代は甲子園出場経験はなかったですが、東北福祉大では1年春から二塁手でレギュラー獲得。

ショートに入った1年秋に初のベストナインを獲得すると、以降3度ベストナインに輝く。

4年春の大学選手権では佛教大・大野雄大(中日1位指名)の前に12奪三振無得点で初戦敗退となるが、2安打と一人気を吐く活躍を見せる。

日本代表にも選抜され世界選手権ではショートのスタメンとして5試合に出場しています。

10年秋は打率.424、2本塁打、12盗塁と主将としてチームを引っ張り、4度目のベストナインと盗塁王を獲得した上、最優秀選手賞にも輝きました。

大学球界NO.1左腕とも言われる大野から1試合2安打を放つなど、ミートセンスは非常に高いです。

守備もそつなくこなし、足の速さも50m5秒9と俊足。

今ドラフトの大学生の中ではトップクラスの内野手ですね。

4位指名は榎本葵(九州国際大付高/外野手・左投/左打・177cm/79kg)。

九州国際大付高では若生監督から能力はダルビッシュ(日本ハム)・高井(ヤクルト)クラスとの高評価を受け、入学早々から4番に座る。

高校通算47本塁打を記録するなど卓越した打撃センスでスカウトを度々うならせる。

広角に長打を放つパワーに加えて、50m5秒8を生かした守備範囲の広さ、140キロ以上を投げたことがあるという強肩も兼ね備える万能外野手です。

5位指名は勧野甲輝(PL学園高/内野手・18歳・右投/右打・181cm/86kg)。

「甲子園で輝くように」という思いを込めて甲輝と名づけられたそうです。

中学時代から強打者として鳴らし、PL学園入学後は1年生から4番打者を任されるなど、同校の大先輩「清原二世」として注目されたスラッガー。

故障に泣きなかなか思うような活躍は出来ませんでしたが、その豪打は間違いなく超高校級です。

杜の都でこの打棒が開花するのか注目したいですね。

育成1は加藤貴大(北信越BC富山/投手・22歳・投/打・178cm/78kg)。

明治学院大では二部リーグながら2年秋、3年秋の2度最優秀選手賞を獲得している。

2010年に富山サンダーバーズに加入し、25試合に登板し8勝を挙げる。ストレートのMAXは147キロ。

加藤幹典(ヤクルト/投手)が兄。

育成2は木村謙吾(仙台育英高/投手・左投/左打・177cm/88kg)。

どっしりとした体格から最速145キロのストレートを投げ込む。

今年の夏の興南戦で投げているのを見ましたが、スライダーがキレていまたね。

育成3は川口隼人(滋賀高島ベースボールクラブ/内野手・25歳・右投/左打・171cm/71kg)。

小柄ながら破壊力は抜群で強肩強打が魅力。

巨人の育成7位指名の川口寛人は双子の弟。


楽天は育成を含めて計8人を指名。

ポスティングでのメジャー移籍がほぼ確実となっているエース岩隈。

ただでさえ厳しい投手陣は同投手が抜ければさらに厳しくなりそう。

指名で外した大石(西武1位指名)は大学時代はクローザーでの活躍が主。

大石の先発適正は未知数なだけに、先発としてバリバリ活躍した塩見が入団したのは逆に良かったと思えます。

岩隈の抜けた穴を埋められるほどとは流石に言えないですが、即戦力投手としてローテーションの一角を任せられる力はあります。

2位の美馬は即戦力のセットアッパーなので、大石の代わりは彼に務めてもらいましょう。

即戦力投手、内野手の即戦力、将来性のある高校生とバランス良く補強できたと思います。


以上がパ・リーグ6球団のドラフト結果となります。

各種データ等は当方が調べた結果なので正確ではない可能性もあり、さらに打ち間違え等の可能性もあるのでその点ご了承ください。

年齢等の記載がない選手は調べきれなかったからです。

記事が長文になったので、セ・リーグ6球団の結果はセ・リーグ編と分けて記載させていただきます。


関連記事:2010年のプロ野球ドラフト会議の結果(セ・リーグ編)

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