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野球についてゆるゆると綴っています

プロ野球や高校野球、他スポーツ、管理人の日々など雑多に色々綴っています。

YYスタジアム関連の記事を求めてきている人はもうあまりいないかもしれませんが、アーカイブとして記事はそのまま残させていただいています。


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2012年7月:カテゴリ野球雑記の高校野球関連の記事を抜粋し、カテゴリ高校野球雑記を増設

2012年8月:ブログ名を「野球戯言日記」に変更


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2010年のプロ野球ドラフト会議の結果(セ・リーグ編)

2010年10月28日、プロ野球の新人選択会議(ドラフト会議)が行われました。

まだ今年のプロ野球は日本シリーズがありますが、来シーズン以降に備えて新人獲得・発掘、選手補強するため、12球団がしのぎを削るオフの一大イベントです。

今年は4年前の夏、颯爽とした活躍で甲子園を制したハンカチ王子こと斎藤佑樹(早大)の世代がプロ入りを狙う年。

その大学生を中心に投手が豊作と言われ、1位指名で重複が多数ありました。

今年最多の指名数となったのは大石達也(早大)。

去年高校生NO.1投手といわれた菊池雄星(花巻東)を引き当てた西武の渡辺監督が、またしてもゴッドハンドを見せつけ、大石の指名権を獲得。

注目の斎藤佑樹は4球団の競合の末、日本ハムが交渉権を獲得しました。

パ・リーグはまたまた注目投手を獲得しましたね。

長文の記事になりますのでリーグごとに2記事に分けます。

まずはセ・リーグの各球団の指名結果を記します。


巨人のリーグ4連覇を阻止し、CSも勝ち抜いたセ覇者中日ドラゴンズ。

1位指名は大野雄大(佛教大/投手・22歳・左投/左打・182cm/72kg)を単独指名。

最速151キロを誇る大学NO1左腕。

沢村1位指名で巨人と重複すると見られていた中日が、一転指名変更して大野雄大を一本釣り。

左肩棘下筋(きょくかきん)炎症で秋のリーグ戦で登板できませんでしたが、豊作と言われる大学生投手の中でも逸材と言われる左腕。

投手王国の中日だからこそ出来た単独指名ですね。

とにかく直球に勢いを感じる投手でスライダーのキレもなかなかです。

チェンのメジャー移籍が噂されているので、将来有望な先発左腕を獲得できたのは大きいですね。

2位は吉川大幾(PL学園高/内野手・18歳・右投/右打・175cm/70kg)。

二遊間を長年支えてきた井端・荒木の後継者育成が急務の中日。

吉川は同じ高校出身の大先輩・立浪の2世とも評される走攻守がハイレベルでバランスよく揃った逸材。

堂上などが今年出てきましたが、まだまだ固定ともいえない状況なので互いに切磋琢磨しつつ、50M5秒9の俊足などをアピールしてまずは1軍入りを狙いたいところ。

3位指名は武藤祐太(Honda/投手・21歳・右投/右打・178cm/85kg)。

MAX148キロの本格派右腕。

低めにコントロールよく決まるストレートに加え、多彩な変化球で打たせてとる社会人屈指の投手の一人。

4位指名は森越祐人(名城大学/内野手・22歳・右投/右打・178cm/70kg)。

俊足・好守の右打ちの遊撃手。

愛知啓成高校の3年春の選抜(2006年)に4番として出場。

2回戦で当時PL学園に在籍した前田健太(広島/2010年・セ投手3冠)から2本のツーベースを放つ。

全国的には無名な選手ですが、愛知リーグでは高い守備力で名を馳せていたようです。

現状ではまだまだレギュラーレベルに及ばないですが、吉川と同じく潜在能力を買われての指名。

厳しく鍛えこんで1軍入りを狙い、成長した姿をナゴヤドームのファンに見せてもらいたいです。

5位指名は関啓扶(菰野高/投手・17歳・右投/右打・177cm/79kg)。

球速148キロの速球に加え、切れ味抜群のスライダーが武器の右腕。

2010年7月の三重大会では準決勝敗退するも、4試合登板で22回2/3を投げて失点1、奪三振31、被安打16・与四死球8と好投。

甲子園で投げる姿を見たかった豪腕の一人。

制球力に課題は残るものの、ここぞで投げ込むスライダーのキレは抜群です。

夏の時点で腕も良く振れていて軸も安定しているので、もっと鍛え上げれば150キロ台も出せるはず。


セを制し充実した戦力を誇る中日ですが、野手の若手が今一つ伸び悩んでいるのも事実。

吉川は2年秋まで外野を守り、遠投110メートルの強肩。

スカウトには天性の素質があり、どのポジションでも守れると言われるほどなので、外野手の若手育成も考えなければならない中日にとって、非常に良い選手を獲得できたと思います。

投手に関しては即戦力・伸びしろのある投手とバランスよく取れた印象。

磐石の投手陣がさらに力強くなりそう。

3位の武藤は、上位指名選手と比べると派手さはないですが、1年目から堅実に活躍しそう。

関を5位で獲得できたのは良かったと思います。

制球力が増し、変化球を磨けば数年後にはローテーションに食い込めるかも。

野手に関してはベテラン捕手・谷繁の後継者など、将来的な不安点が拭えたわけではないので、来年以降の動向に注目したいところ。


前年5年ぶりにBクラスに転落したが、今年は強力打線で中日・巨人と熾烈な首位争いを演じ、最終的にシーズン2位となった阪神。

惜しくもV逸となった虎の1位指名は榎田大樹(東京ガス/投手・24歳・左投/左打・179cm/82kg)。

直球の最速が146キロの社会人屈指のサウスポーで2009年の都市対抗では若獅子賞(同大会で活躍した選手に贈られる新人賞にあたる賞です)に輝く。

スライダー、カーブ、シュート、カットボール、スクリュー、チェンジアップなど変化球も多彩で抜群の制球力を誇る即戦力です。

ストレートと変化球のキレ、制球力、テンポの良さなどどれも高いレベルを備えた好投手です。

特にスライダー・カーブのキレは抜群で打ちづらいです。

安定感がありバランスも良いので、先発・中継どちらでも任せられそう。

2位指名は一二三慎太(東海大相模/投手・18歳・右投/右打・185cm/84kg)。

2010年夏の甲子園の準優勝投手です。

MAX150キロの速球を誇る本格派で今ドラフトの高校生NO.1右腕。

今春の選抜初戦敗退後、サイドスローに転向して夏は見事準優勝。

ストレートの力強さは目を瞠るものがありますが、変化球はプロレベルではまだ厳しいかも。

夏の大会を見たところ制球面でも課題があり、その点も含めて今後の成長に期待したいところ。

野手としても非凡な才能を秘めた選手(2010年夏の甲子園大会5試合で計12安打/打率.571)ですが、投手としてプロに挑戦したいとのこと。

ストレートの威力・スタミナ・恵まれた体格・短期間にサイドスローをある程度ものにした野球センス等など、野球選手としての才能は同世代の高校生では群を抜いています。

一二三が順調に伸びてくれば甲子園を今夏のように再び沸かせるのもそう遠くはないでしょう。

3位指名は中谷将大(福岡工大城東高/捕手・17歳・右投/右打・184cm/85kg)。

強肩強打を誇る高校生九州NO.1キャッチャー。

甲子園出場経験はないですが、遠投120mの強肩で知られるスカウト注目の選手。

体格面で恵まれており、時間をかけて上手く育てられれば、次世代を担う捕手になると思います。

4位は岩本輝(南陽工/投手・右投/左打・180cm/80kg)。

140キロ台中盤のストレートに加え、決め球のフォークやスライダー、カーブなどの変化球を巧みに操る。

広島の守護神、炎のストッパーこと故・津田恒美投手の後輩。

大先輩に負けない気持ちのこもった投球を虎ファンに見せて欲しいですね。

5位は荒木郁也(明大/内野手・右投/左打・180cm/75kg)。

内外野をこなせるユーティリティプレーヤーで、50m5秒7の俊足&遠投100mの強肩を兼ね備えた選手。

育成枠1で阪口哲也(市和歌山高/内野手・18歳・右投/左打・178cm/70kg)。

俊足巧打の二塁手で高校通算本塁打20本を記録した好打者。

育成枠2で島本浩也(福知山成美高 /投手・左投/左打・174cm/57kg)。

しなやかな腕の振りからキレのあるストレート、スライダーなどをテンポよく投げ込むサウスポー。

3年時は他部員の不祥事のため、対外試合禁止となってしまいましたが、何事もなければ関西屈指の左腕高校生の一人として活躍したでしょう。

育成枠3で穴田真規(箕面東高 /内野手・右投/右打・180cm/78kg)。

公立の雄・箕面東の主砲として活躍し、高校通算31本塁打を記録。


阪神は育成枠を含めて計8人指名。

うち高校生が6人と育成が重視と思えるドラフトとなりました。

抑えの藤川の後継者候補として獲得を狙っていた大石は抽選でハズレ。

阪神はこれで1位のくじ引きは12連敗らしいです。

はずれ1位の榎田は、豪腕ではないですが非常にバランスが取れた投手。

既にかなり完成された投手なので伸びしろは大きくないかもしれませんが、即戦力としての活躍は望めそう。

先発不足で苦しんだので、同投手がローテーションに食い込めれば戦力アップにつながりそう。

阪神は若手の大砲候補がなかなか育たないですが、育成枠の穴田あたりが化けてくれると面白いです。

個人的には才能抜群の一二三がどのような選手になるのか楽しみです。


シーズン3位に終わって4連覇を逃し、CSファイナルでも中日に破れた巨人。

屈辱の敗戦から立ち直りV奪回するためには、やはり投手陣の再整備が必要。

そんな中でドラフト1位として白羽の矢に立ったのは澤村拓一(中大/投手・22歳・右投/右打・184cm/90kg)。

最速157キロを誇る今ドラフトNO.1の速球派。

高校時代は甲子園出場はなく、この時点での全国的な知名度は無名に近い。

大学に入ってからガンガン鍛え上げて10km以上の球速アップに成功。

瞬く間に頭角を現し、東都リーグを代表するエースに成長。

去年のNPB選抜VS大学選抜で投げた際に初めて見ましたが、球が本当に「速いな」と感じました。

ストレートの伸びという点では早大・大石に一歩譲るかもしれませんが、球速と勢いは同等以上だと感じます。

スタミナもあり、試合終盤に入っても150キロ近い速球を連発。

快速球に加え、140キロ台のフォーク、スライダー、カーブ、ツーシームなどを投げ分ける。

制球力も悪くないので、1年目からバリバリ活躍する可能性は高いです。

巨人は先発投手陣が揃っていないので、即ローテーション入りも不可能ではないです。

大石・斉藤がいなかったら、間違いなく複数の球団が1位指名をしたと思われる逸材です。

2位指名は宮國椋丞(糸満/投手・右投/右打・18歳・184cm/74kg)。

史上6校目の春夏連覇を果たした興南・島袋洋奨と沖縄県大会予選決勝で投げ合い敗退しましたが、、同年の沖縄県を代表する好投手の一人だということは間違いないです。

最速147キロのストレートに切れ味抜群の高速スライダーが武器。

長いリーチが印象的な投手ですね。

3位は田中太一(大分工/投手・右投/右打・17歳・179cm/79kg)。

MAX149キロを誇り、伝家の宝刀「太一カーブ(縦変化の高速カーブ)」やスライダーを織り交ぜ、奪三振の山を築いた高校生屈指の右腕。

4位は小山雄輝(天理大/投手・右投/右打・21歳・187cm/77kg)。

MAX149キロの野手から転向した投手。

187cmという長身から繰り出すストレート、フォーク、カーブ・スライダーなど多彩な変化球も武器。

全国的では無名ですが、大型右腕として関西では注目されていたようです。

育成1は和田凌太(広島工高/内野手・右投/右打・18歳・180cm/73kg)。

抜群の身体能力を持つ打って走れる右打ちの内野手。

育成2は岸敬祐(四国・九州IL愛媛/投手・左投/左打・23歳・180cm/75kg)。

2009年は関西独立リーグで防御率1.43、146奪三振で最優秀防御率、最多奪三振の2冠に輝くと共に、年間MVPにも輝いた。

育成3は福泉敬大(関西独立・神戸/投手・右投/右打・22歳・184cm/80kg)。

神戸9クルーズでは抑えで活躍し、球威あるストレートが魅力の投手とのこと。

育成4は荻野貴幸(愛工大/内野手・右投/左打・22歳・176cm/65kg)。

50m5秒8と俊足を誇る守備範囲の広い遊撃手。

育成5は財前貴男(エイデン愛工大OB BLITZ/内野手・右投/左打・23歳・176cm/70kg)。

俊足で運動能力が高い二塁手。

育成6は成瀬功亮(旭川実高/投手・右投/右打・18歳・182cm/78kg)。

高校3年夏の甲子園大会に出場した最速145キロの右腕。

育成7は川口寛人(西多摩倶楽部/内野手・右投/右打・25歳・168cm/71kg)。

安定した守備が高評価となりテスト入団。

育成8は丸毛謙一(大経大/内野手・右投/右打・22歳・183cm/78kg)。

リーグではトップクラスの脚力で盗塁を量産。


巨人は育成枠を含めて計12人を指名。

澤村の経歴的なイメージは、大学に行ってから名を馳せた上原(元巨人・オリオールズ)を思い起こさせます。

背番号18が欲しいと発言するなど、かなり自信がありそうですね。

新人王候補の最右翼であることは間違いないでしょう。

将来性豊かな高校生投手を複数獲得するなど、先々も見据えた投手補強になりました。

ただ、左投手の獲得が一人もいなかったことが気になります。

野手は全体的に俊足・巧打の選手が多いイメージ。

若手の大砲候補は大田・中井などがいるので、今のところは現有戦力の底上げで選手を見出そうとしているのかも。


今年の熱セを演出した4位ヤクルト。

ツバメの1位指名は山田哲人(履正社高/内野手・右投/右打・18歳・180cm/70kg)。

高校通算31本塁打の打力と50m5秒8の俊足、そして遠投120mの強肩と走功守揃った遊撃手。

2010年の夏の甲子園予選では履正社の中心打者としてチームを引っ張り、7試合連続打点を記録するなど計30打数12安打13打点と活躍し、PL学園、近大付属、大体大浪商などの強豪校を次々撃破して甲子園出場を決める。

高アベレージを残し、勝負を避けられがちの立場でありながら打点数も多い。

勝負強い打撃が光る今年の高校生ではトップクラスの野手ですね。

個人的にはヤクルトにかつて在籍した岩村の新人時代となんとなくイメージがかぶります。

恩師(履正社・岡田監督)がトリプルスリーを期待するのも分かるような逸材だと思います。

2位指名は七條祐樹(伯和ビクトリーズ/投手・右投/右打・26歳・180cm/80kg)。

昨年まで廃部した日産自動車九州に在籍していて、現在は伯和ビクトリーズのエース。

なかなか全国の舞台に恵まれずようやく掴んだ東京ドームのマウンド(都市対抗)で快投し、プロ入りへの切符をつかんだ投手です。

ストレートはMAX148キロでスライダー、カットボール、チェンジアップ、カーブと変化球は多彩。

ストレート・変化球共に低めに丁寧にコントロールする能力は素晴らしいの一言だが、決め球と呼べる球がないのは難点かも。

スタミナもあり将来的に先発候補の一人となるでしょうが、制球力の良さと不遇の中チャンスをものにした精神力を買ってまずは中継ぎの即戦力として期待したい。

ヤクルトは先発陣が粒揃いですが、場合によっては5・6番目の先発候補になりえるかも。

都市対抗で見せた気迫のこもった投球を神宮のファンに見せて欲しいです。

3位指名は西田明央(北照高/捕手・右投/右打・176cm/82kg)。

今年春・夏連続出場を果たした北照高の主将を努めた捕手で、通算34本塁打の強打を誇るプルヒッター。

遠投100mの強肩で二塁送球まで1・8秒など高校生屈指の捕手の一人。

4位指名は又野知弥(北照高/投手・右投/右打・186cm/81kg)。

北照高バッテリーの女房役に次いでの指名となった北照のエースで4番。

MAX143キロのストレートとスライダーのコンビネーションが素晴らしい大型右腕。

通算35本塁打と投打の活躍で北照高を春・夏出場に導いた立役者です。

長距離砲としても期待できるスラッガーなので、野手としても大きな期待が持てそう。

投手・野手どちらでも才能あふれる選手なので、どちらを選ぶのか注目です。

個人的にはヤクルトは投手が結構揃っているので、和製大砲として大成する道を選べば良いのではと思いますが、投手でも良いので本当に難しいところですね。

5位指名は久古健太郎(日本製紙石巻/投手・24歳・左投/左打・182cm/80kg)。

昨年青学大から日産に入ったがチーム廃部で日本製紙石巻に移籍。

左横手投げで最速142キロの直球、スライダー・チェンジアップが武器。

石巻地方でドラフトの指名を受けるのは、2002年に同じくヤクルトが指名した高橋敏郎捕手以来8年ぶりとのこと。

所属野球チームの廃部で諦めかけていた野球人生の灯火を再び点らせてくれた石巻の地への思いを胸に神宮へ。

左の変則投手なので左打者は打ちづらいと思います。

とりあえず左のワンポイントとして使うと面白そう。

6位指名は川崎成晃(熊本ゴールデンラークス/外野手・24歳・右投/右打・181cm/83kg)。

福岡大学時代は九州屈指の強打者として活躍し、卒業後に熊本ゴールデンラークスに進む。

右打者ながら一塁到達タイム4.2秒台を記録する俊足の持ち主で、守っては守備範囲の広い強肩外野手。

走攻守にまとまっており、しぶとい打撃を身上とする大型野手。

育成1は北野洸貴(神奈川大/外野手・右投/左打・173cm/66kg)。

神奈川大の俊足のリードオフマン。

育成2は上野啓輔(四国・九州IL香川/投手・24歳・右投/右打・193cm/90kg)。

大学中退して米野球に挑戦したことがある長身右腕。

その長身から投げ込むストレートが最大の武器。

同チーム「香川オリーブガイナーズ」所属で横浜ベイスターズに指名された大原淳也と並んで握手する写真を見ましたが、本当に大きな選手です。

育成3は佐藤貴規(仙台育英高/外野手・右投/左打・180cm/78kg)。

ヤクルトで活躍する日本人最速投手・由規の実弟。

高校入学前からセンスは兄以上と言われていた逸材で、高校入学後に外野手へコンバート。

今年の夏に見た際は、身体がやや小さいなと感じ、プロになるには肉体的な厚みに欠けている印象を受けました。

打撃技術・身体能力は高いものを持っているので、プロ入りして鍛えこんでプロの肉体になれれば勝負できるかも。


ヤクルトは育成を含めると計9名を指名。

斉藤・塩見と続けざまに抽選ではずしましたが、1位は高校生で1、2を争う大型内野手である山田を獲得。

道産子バッテリーの捕手・西田はポスト相川として将来を期待。

投手の又野は野手としても大成する可能性を秘めています。

ヤクルトは即戦力と将来性豊かな選手とバランス良く取れた印象。


今年もBクラスと低迷した広島カープ。

投手三冠のエース・前田健太頼みの投手陣の再編を図り、投手を多数指名。

1位は福井優也(早大/投手・右投/右打・23歳・178cm/78kg)。

済美高時代に選抜優勝(2年春)を果たし、巨人に高校生ドラフト4位指名されたが「評価が低い」と入団拒否。

1年浪人して早稲田へ入学し、早稲田大学三本柱の一人として活躍。

MAX152キロを誇る速球派右腕。

150キロ超のストレートキレのいいスライダーのコンビネーションで打者をねじ伏せる。

ボールの伸び・勢い・威力は素晴らしく、豊作といわれる今年の大学生投手の中でもトップクラスの逸材だと思います。

2位は中村恭平(富士大学/投手・左投/左打・185cm/74kg)。

柔らかい腕のしなりを生かして最速153キロのストレートを投げ込む長身左腕。

荒削りだが潜在能力は抜群のサウスポーですね。

トヨタの内定が決まっていたようですが、上位指名ならばプロ入りするとのこと(2位以上ならばプロ入りしても良いとトヨタと決めたようです)。

岩手日報の記事によると、50m走は高校時代は約8秒だったのが大学で6秒フラットにアップ。

130キロ台だったストレートは入学後にいきなり141キロをマーク。

遠投も100mだったのが120m。

身長は大学に入っても伸び続けているなど、まだまだ未知数な超素材型の投手。

背が伸びた影響でリリースポイントが狂い、変化球の制球が定まらなくなり、高校時代は変化球主体の軟投派だったが本格派へ変貌。

鮮烈な全国デビューを飾った2009年の大学選手権では捕手とのサインは「直球」「首を振る」だけって…とにかく並外れて規格外の投手ですね。

プロ入り後もプロ向きの肉体への強化をしたり、決め球を磨いたり、制球力アップしたりとすることが満載ですが、上手く育て上げれば球界を代表する左腕になっても不思議ではないです。

3位は岩見優輝(大阪ガス/投手・24歳・左投/左打・176cm/76kg)。

独特の変則フォームから繰り出すMAX146キロのストレートが武器。

球の出所が非常に見づらく、プロでも打つのは容易ではなさそう。

変化球のバリエーションは少ないと言われており、スライダーが生命線の一つ。

制球力が今一つの印象なので、その点上手く改善できれば活躍できるかも。

4位は金丸将也(東海理化/投手・左投/左打・189cm/88kg)。

東海理化では抑えとして活躍するMAX150キロの長身左腕。

身体的才能と球速に関しては社会人トップクラスだと思います。

良い球と悪い球の落差が大きく、プロはこれを見逃さず打ってくるので、安定感が増すかどうかが一つの鍵になりそう。

5位は磯村嘉孝(中京大中京高/捕手・17歳・右投/右打・178cm/82kg)。

2年夏の甲子園では準決勝・決勝で本塁打を放つなど中心打者として活躍し、全国制覇に貢献。

叔父・昌輝さん、父・吉範さん、兄・拓範さんも中京OBで甲子園出場経験のある野球一家。

バッテリーを組んだ中京大中京高で1学年先輩の堂林と再び同チームへ入団することになりました。

この二人は中学時代(豊田シニア)も先輩後輩の間柄だったようです。

パンチ力もあり頑強な身体の持ち主なので、将来が楽しみな好素材だと思います。

6位は中崎翔太(日南学園高/投手・右投/右打・186cm/87kg)。

兄は2008年に西武ドラフト1位指名を受けた中崎雄太投手。

最後の夏だった今年の甲子園予選は準々決勝で敗退。

今年は口蹄疫問題があり準決勝まで無観客試合となってしまい、そのため好投手なのに露出が少なくなってしまいました。

彼のみならず宮崎県の高校球児にとっては残念な夏になってしまったと思います。

MAX145キロの威力あるストレートと兄直伝のスライダーが武器の大型右腕。

スケールの大きさを感じる投手ですが、制球力には大きな課題があります。

7位は弦本悠希(四国・九州IL徳島/投手・21歳・右投/右打・175cm/76kg)。

四国・九州アイランドリーグの徳島インディゴソックスの抑えとして活躍。

最速147キロの直球と高速スライダー、フォークを武器に1勝3敗13セーブを記録。

特筆すべきはその奪三振数で42回2/3を投げてそれを上回る56奪三振を取っていること。

直球に力があり独立リーグの中では好投手だと思いますが、プロ野球で活躍するにはまだ一歩足りない印象。

プロでもまれてさらに伸びてくれれば化ける可能性はあるはず。

育成1は山野恭介(明豊高/投手・右投/右打・180cm/80kg)。

2009年の夏の甲子園(当時2年生)で2試合登板し、146キロのストレートを投げ込み一気に全国デビュー。

最後の夏は大分県予選決勝で巨人に3位指名された田中太一と投げあい敗退。

育成2は池ノ内亮介(中京学院大/投手・右投/右打・177cm/75kg)。

全国的には無名だが最速151キロを誇る右腕。


広島カープは育成ドラフトを含めて9名を指名。

うち8人が補強ととにかく投手メインの補強となりました。

制球力が今一つな投手が多めな印象。

2位の中村を筆頭に荒削りですが伸びしろの大きい投手がチラホラいますね。

こういった選手がグンと伸びて主力になれば、投手王国となってAクラス

今回唯一の野手となった磯村は将来の正捕手候補として期待したいところ。


3年連続の90敗以上と最下位独走を続ける横浜ベイスターズ。

球団売却騒動の激震さめやらぬ中で行われた今ドラフト。

低迷から脱出するためにも不足の投手陣の補強を図りたいところ。

1位指名は須田幸太(JFE東日本/投手・24歳・右投/右打・175cm/72kg)。

早大3本柱の二つ先輩に当たる社会人屈指の好投手。

社会人1年目から活躍し、その活躍が認められHondaの補強選手としてクローザーで活躍。

見事優勝に貢献し、若獅子賞を獲得したMAX148キロを誇る右腕。

突出した部分はないですが、全体的にまとまった投手ですね。

先発だけでなくクローザーの経験もあるので、勝負所での力の出し方も分かっていそう。

1年目から活躍する可能性がある即戦力投手ですね。

2位は加賀美希昇(法大/投手・22歳・右投/右打・185cm/88kg)。

地元の桐蔭学園出身のMAX153キロの豪腕投手。

鋭い腕の振りから繰り出されるストレートはキレ・伸び・勢いともに抜群。

さらに変化球は大きく曲がるスローカーブ、鋭いスライダー、落差のあるチェンジアップと多彩。

ストレートとの緩急の差を生かしてタイミングをずらす投球術は一級品。

早大3本柱(斉藤・大石・福井)や澤村、大野などと比べても遜色のない大学生トップクラスの投手です。

低目への制球も安定しており、横浜ならば1年目からローテーション入りする可能性もありますね。

地元の星となれるか期待したいところ。

3位は荒波翔(トヨタ自動車/外野手・24歳・右投/左打・178cm/76kg)。

横浜高校から東海大、そしてトヨタ自動車と各球界の一流チームを渡り歩いてきたアマ球界のエリート。

50m5秒9の俊足に遠投110mの強肩と高い身体能力を誇り、トヨタのリードオフマンとしてチームを引っ張る。

高校時代からプロに注目されながら、ここぞの勝負所で怪我をしたり不調になったりして、プロ指名からもれていましたが、高校から数えて4度目のドラフトでついに地元横浜から指名。

その俊足を生かして横浜でもリードオフマンとしての活躍が期待される。

4位は小林寛(大院大/投手・右投/右打・181cm/83kg)。

リーグ記録にあと一つに迫る通算35勝を記録した今年の関西の大学NO.1投手(通算390奪三振もリーグ歴代2位)。

1季9勝は歴代タイ記録で今年の春季リーグ戦では117イニング(12試合先発で12完投/4完封)を投げた鉄腕。

最速148キロで多彩な変化球を投げる本格派右腕。

通算500イニング超を記録するなど、とにかくタフな投手で連投にも強いです。

非常にタフネスで馬力もあるし、先発・抑えとどちらでもいけそうな感じがしますね。

5位は大原慎司(TDK/投手・25歳・左投/左打・174cm/66kg)。

最速142キロの直球と切れ味鋭いスライダーが武器。

左腕不足の解消のために欲しかった左腕。

6位は福山博之(大商大/投手・右投/右打・174cm/69kg)。

大学入学後にセカンドから投手に転向。

小柄で華奢な感じがしますが、最速148キロとストレートには威力があります。

7位は大原淳也(四国・九州IL香川/内野手・26歳・右投/右打・173cm/75kg)。

香川オリーブガイナーズのリードオフマンとして活躍。

8位は岡賢二郎(四国・九州IL愛媛/捕手・23歳・右投/右打・177cm/77kg)。

安定したキャッチングと遠投100mの強肩が武器で守備面が充実している捕手。

育成1は松下一郎(関西外大/捕手・右投/右打・172cm/78kg)。

捕手としては小柄ですが、遠投115mで50m6秒2と身体能力が高いです。


横浜ベイスターズは育成枠を含めて9人を指名。

厳しい台所事情を抱える投手陣の補強のために、1位須田&2位加賀美と即戦力右腕を獲得。

4位で小林が獲得できたのは大きいですね。

村田・内川と流出の危機にあるので、出来れば即戦力野手も取りたかったですが、チーム事情が許さなかったですね。

荒波は派手さはないですが、石川と1・2番を組ませるなど俊足を生かした起用をすれば面白そう。

横浜はとりあえず投手陣を整備し、現状打破を狙いたいですね。


以上がセ・リーグ6球団のドラフト結果となります。

各種データ等は当方が調べた結果なので正確ではない可能性もあり、さらに打ち間違え等の可能性もあるのでその点ご了承ください。

年齢等の記載がない選手は調べきれなかったからです。

記事が長文になったので、パ・リーグ6球団の結果はパ・リーグ編と分けて記載させていただきます。


関連記事:2010年のプロ野球ドラフト会議の結果(パ・リーグ編)

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